踏み台の女神
素朴な甘さのドーナツを食べながら、私たちは行き先について話し合った。


と言っても、私はこの辺りの地理に全く詳しくないので、他の3人のやり取りを黙って聞いていた。



「好きな所に行っていいなら」


1人だけ、もらったドーナツに口を付けようともせず

少し遠慮がちに、神様が言い出した。
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