踏み台の女神
神様はそれを聞いて、とても嬉しそうだった。


私だって嬉しい。



きっとあの女の子は、嫁としてこの家を立派に守り抜いたのだろう。


まだ少女のうちに大きな家に嫁ぎ、慣れない事もたくさんあったのだろうけれど、その過程で今に伝わる数々の生活の知恵を生み出したのだ。


なかなか出来る事ではない。



「お話を聞けて、とても良かったです。

ありがとうございました」


神様は男の子の母親に頭を下げた。
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