踏み台の女神
住居群から少し離れた辺りに、さまざまな大きさや形の墓石が点在する墓地があった。


どの墓の前にも、草花や木の実などが供えられている。



「ここが神様のお友達のお墓だよ」



その墓には

私の膝ぐらいの高さの、雨風で角が取れた白い石が立てられていた。


白い墓石が他に見当たらないためか、控えめなたたずまいでありながらも目を引く墓である。
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