命の花~神様、もう少しだけ~
「あと一週間」

「・・・え?」

「あと一週間だけ、時間はあります。

よく考えて、答えを下さい」


「・・・」


「いいですね?」

「・・・わかりました」


・・・

待合室の中。

私は愛梨を抱きしめたまま、

途方に暮れていた。

・・・

もしものことがあったら・・・

考えなかったわけじゃない。

でも・・・

お腹の子を産んで、

治療に専念するはずだっただけに、

今の現実が、

私には、重すぎた。
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