フェイス
 落ち着ける場所に……

 なんて、思っていたのに私は運が悪い。

 目の前に立ちはだかるのは、いかにもヤンキーっぽい感じの女三人組。

 斎藤先輩達とは違う感じ。


「ちょっと面貸しな」


 真ん中って言うか、前の金髪の人が言った。

 多分、三人の中のリーダー。

 他の二人は黙ってこちらを睨んでいる。

 抵抗は許さないっていう警告。


「迷惑だってのがわかんないのかよ?」


 連れていかれた空き教室でいきなり言われた。

 ぶしつけ、肝心なところが不明。
< 115 / 173 >

この作品をシェア

pagetop