イノセント・ラヴァー *もう一度、キミと*
あたしはそのあと屋根裏部屋へ上がると。

無秩序に積み上がったダンボールやらケースやらをひとつひとつのけて、小さな古い戸棚を開けた。

お母さんが昔へそくりや買ったバッグを隠していたところに遭遇した、小さな戸棚。


当たり前のように、そこに、『それ』はあった。


(……何が、どこにしまったか忘れた、よ)


あたしは思わず吹き出すと、そっとそれを手にとって、丁寧にアクリルケースに入れた。



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「冷凍庫にアイスがあるから食べろって、おばあちゃんがさっき言ってたよ」


拓海の声に、ふと我に返る。
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