イノセント・ラヴァー *もう一度、キミと*
「あ、そう、ありがと」


冷凍庫を開けると、いかにも高級そうな、1リットル入りのチョコマーブルアイスがどかーんと入ってた。

あらら。お母さんたらずいぶん大判振る舞いだね。



「拓海はもう食べたの?」

「ううん」

「じゃ、一緒に食べよっか」

「うん、ありがと」


ソファに二人で座ってアイスを食べながら。

世間話でもするかのように、何気ない口調で拓海は切り出した。


「あの、さ。ミソラ。

変なことを聞いてもいい?」

「……うん。何?」

「オレってさ、小さいときミソラを”ママ”って呼んでたことあった?」

「……」
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