【密フェチ】告白
「えっ!?」
あたしは、勇気を出して
先輩の手をつかみ
自分の頬につけた。
「もっと、触れてください」
「貴梨香ちゃん!?」
驚く先輩の声。
顔は熱くて身体中が心臓みたい
つかむ手が
ガクガクと震える。
こんなコト
酔ってなきゃ出来ない。
「ハルト先輩の、指で、もっと…――」
触れられたい、です。
声にならない言葉
伝えたい想いは、まだ言えてない。
「意味、わかって言ってる?」
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