それでも貴方が大好きです
私をバカにしたら大変なことになるんだからね?
そう思ってプクッと頬を膨らませるとそっぽを向いた。
すると慶吾君が
「へぇ俺に挑戦しようとしてるのか?」
私はコクンと頷いた。
その瞬間ヤツはニヤリと笑って
「俺に勝てるもんなら勝ってみろよな」
そう言って私の膨らんだ頬を自分の方に向かせると私の頬をバッと押した。
「ブググ!?」
「なっ何すんのよ!」
「何って頬を押したんだよ」
ムカッ
むかつく!!サラっとむかつくこと言いやがって!!
「だから言っただろ?俺には勝てないって」
イラッ
出ました、ナルシスト発言。
どんだけ自分のこと強いと思ってんのよ。
そう思った瞬間ヤツと不意に目があった。
……………!
「「ブハッ!!」」