届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ…

「…気にしないんだよね。そういうの。オレは、好きで看護師しているし。他にだって病院はあるだろ?」

サラリと顔色も変えずに答えた。

あれ?

てっきり、あたしが面倒なヤツって、思っていると思ったのに。

だから渋い顔をして、イチゴスペシャルパフェをバカにして。

ファミレスに連れてきて、子供だっていじめてると思ったけど。

…違うの?

イジワルで見つめたはずの霧生くんの目。

その目が真っ直ぐにあたしを見つめる。

思わずその目の奥の心の奥に吸い込まれそうになってく。

カッコイイ…。

不覚にも思ってしまった。

あたしには、お兄ちゃんがいるのに…。

「年いくつ?」

見とれていたのがバレないように。

慌てて普通に質問。

だって、これ以上、子供って思われたくないし。

あたしにはお兄ちゃんがいるんだもん。

変な誤解だけはされたくないから。

一番カッコいいのはお兄ちゃんなんだから。

< 118 / 570 >

この作品をシェア

pagetop