届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ…
何でだろう?
イライラが増してくる。
部屋に入ってソファに座ると、尚吾が冷蔵庫からコーラを3本出してきた。
テーブルの上に置くと、あたしの隣に座った。
あたしは腕を組みながら、フイッとソッポを向いた。
「ところで、ミュウちゃんいつからGに来ているの?」
優しく尚吾が聞いた。
「1年位前から。」
ミュウの答えにビックリしちゃって。
「そんなに前から!?」
そらしていた顔を瞬時にミュウに向けた。
だって、こんな所に11歳で、出入りしていたってことでしょ?
「はい。」
コクンと小さくミュウがうなずいた。
「どうして?」
身を乗り出して思わず聞いてしまった。
「…。」
うつむいて、しばらく考え込むとポツリポツリと、つぶやくように話し始めた。
それは、ミュウがここに来るまでの壮絶な話だった。
「ミュウのお家は、小さい頃から両親共に異性にダラシがなくて…本当の父親にも、自分の子供か怪しいと言われ続けていたんです。」
だって、毎日のように母親は男が違う日々。
時には、何人も男の人がいる日もあった。
最悪な時は、その中に加わるよう命じられて逃げた事もあって。
父親は、ほとんど家には帰ってこない。
たまに帰ってきたと思ったら、知らない女の人を連れてきて部屋に閉じこもったまま。