春宵恭桂

「姉ちゃん遅れるよー」
『うるさい話しかけんな!』
「なんだよ、人の好意を」



「行ってきまーす!」


町の裏道を抜けたところに私の家はある。
私は桂 律嘉(カツラ リッカ)。
今年の春に華の女子高生になった。


学校から家は案外近く、遅刻することはあまりない。






「おはよー今日もギリギリ」
『ふーおはよー』


今日はなんだかいつもより暑い日だった。

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