涙が途絶える日まで

～誓side～


今日福浦が別れたって聞いた。

福浦とは結構話してたし

相談にものってもらってた。

こいつはなにがあっても笑顔だった。

そんな笑顔に惹かれた部分もあるけど

１番は

俺がこいつの支えになりたい

って気持ちかな。

せめて俺だけでも頼ってほしいから。

きっと彼氏と別れたばっかで弱ってる。

俺ってずりーよな。

そんなせこい手つかってでしか告れねぇ。

でもそんだけ好きなんだよ。

どんな手つかってでも付き合いたかった。

あいつが別れてから２日くらいして

やっと告れた。

俺じゃだめか？最初は代わりでもいい。

だから付き合ってほしいって。

返事は

私を必要としてくれてるの？
こんな私でよければお願いします。

だった。

まじ嬉しかったよ。絶対幸せにする。

本気でそう思えた。

今日は留美と初下校。

隣にいれるだけで幸せだ。

留美は相変わらず笑顔。

手も繋げた。緊張した。

俺は留美が大好き。

留美が來弥を好きなんて知ってる。

分かってるけどもう少し留美とこのままでいたい。

神様こんくらいのわがままなら許してよ。

ほんとにほんとに・・・

大好きなんだ。