アナタの“魂-KOKORO-”いただきます
千明はパニックになり、ただレノの名前を呼んだ。
『ん?千明ちゃん?どうした?』
しばらくして、テラが帰ってきた。
『テラさんっ!レノが倒れて…』
千明がそう言うと、テラはレノに近寄った。
『あーあ、熱出してんじゃん。バカだな、コイツ。』
『バカ?』
千明はテラを見た。
『上着、コイツが貸したんだろ?レノな、水、苦手なんだよ。死神それぞれに特性があって、俺は影が苦手なんだけど …』
ため息をつきながら、テラはレノと千明の腕に触れた。
すると、3人の姿が消えた。