星になるまで☆短編

「ねっねえってば!」

「よいしょっと。」


斗真くんはいきなりあたしをおろした。
地面に足が着いたあたしは斗真くんを睨みつける。


「…いきなり何なんですか?」

すると斗真くんはけらけら笑い出した。


「ごめんごめん。お目当てが見つかっちゃったから連れて来ちゃった。どうせこのあと暇でしょ?遊ばない?」


なっなんてストレート…。

「嫌ならいいけど。」


って…おいてくのかよ!
道分かんないじゃん…。

「つっついてく!」

もうヤケクソ…。

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