新・監禁ゲーム
サイレンが鳴り響くと、違う扉から新たに3人の男と1人の女が現れた。
彼らは何も言わず、黙って右側の椅子を埋めた。
ユダはそれを確認すると、静かに頷いた。
「それでは皆様方、大変お待たせ致しました。これよりGAMEを開始したいと思います。全員席にご着席下さいませ」
右側とは対称的に左側の椅子に座っているのはピアスの男のみであった。
遥斗、玲奈、そして金髪の男は座るのを躊躇っていた。
いや…遥斗は違和感を感じた。
金髪の男は躊躇っているのではなく、他の理由があって座らないんじゃないのか。
何故そう思ったのかはわからない、ただ違和感を感じられずにはいられなかった。
「早くご着席下さい。どうしてもと言うなら、そうですね…失格ですね」
"失格"…それは何を意味しているのか、嫌でも検討はついた。
遥斗は静かに深呼吸をし、玲奈の手を強く握った。
「俺が守るから」
そう呟くと、玲奈は静かに頷いた。
「…うん」
遥斗と玲奈が座るのを見てから、金髪の男もそれに合わすかのように椅子に着いた。