君と恋に堕ちた事について
何とか、山里を布団に横にした。


「じゃあな。」


オレが立ち上がると


「部長…」


「なんだ?」


「もし、もしですよ。麻実に会う事があったら、伝えてください。離婚届は提出したって。」


「連絡つかないのか?」

「着信拒否になってるんですよ。相当、嫌われています。」


山里は弱々しく笑った。

「じゃゆっくり休めよ。」


オレは、山里に背を向けた。
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