君と恋に堕ちた事について
ビールを飲んだのだから、寝られるかと思っていたのだが、麻実に再会出来た喜びの方が勝って、眠れなかった。



1年会っていなくても、気持ちは変わらないものなんだな。


寝返りをうってみたが、眠れそうにない。


オレは、気が付いた。

一人で寝るのが、どんなに寂しいか。

あの頃と立場が逆になったのだ。


今度は、オレが孤独に耐えなきゃいけないんだ。
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