君と恋に堕ちた事について
その後、オレは一睡も出来なかった。


麻実も眠っていないようだったが、ずっとオレの胸の上に頭を乗せていた。

右の胸の上には、指輪の感触があった。


麻実からハッキリとした返事を聞く事が出来なかったが、外さない指輪が答えだと思った。
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