たった一試合、君と私の甲子園
打球が飛んだ方向を見ながら
呆然と立ち尽くす外木場。


「智徳くん・・・」


友美は泣きそうになりながら
外木場くんを見つめてる。


外木場くん・・・


みんながマウンドに駆け寄り慰めてる。


「すまん・・・」


「気にするな、まだ裏の攻撃がある。」


「そうや、まだ裏がある!!」


みんなが外木場くんの背中をやさしく叩いてる。
その場面を見てるだけで涙が出そうになる。


外木場くんはボールを握り損ねたのか?
うまく指に掛からず失投で
ホームランを打たれた。


悔いが残る一球・・・


外木場くんはきっとこの一球を
悔しくて一生忘れられないだろう・・・


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