パパとママの大恋愛



「俺、諦めるから」


「ぇっ?」


「佳奈には悪いけど、やっぱもう戻れない」


愛理は黙って聞いていた


「でも、愛理のことも諦めるから」


「何言ってんのよ!」?


突然誰かが叫んだ


誰かなんて…すぐ分かった


「佳奈っ…」


そこにいたのは、目を真っ赤にさせた…佳奈だった



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