Love Trip in Italy (番外編)
「ん?いつも俺がしてるみたいにしても良いし、されたいようにしてみて?」
「え゛―――――っ!?」
当然の如く、杏花はパニック状態。
俺は目を閉じたまま、無言の圧力。
暫く沈黙が続いて…
「まだか?早く誘って」
「えっ?………………」
「杏花、お仕置きなんだからな?」
「う゛ぅっ………」
少しの沈黙の後、
ガサッガサッ。
衣擦れの音が寝室に響く。
ベッドが軋み…
杏花がベッドへ上がって来た。
しかし、それ以降変わった様子は無く…。
仕方なく目を開けた。
すると、俺の横に正座している杏花。
「ん?」
「何していいか分からない」
「何してもいい。好きにしろ」
俺は再び目を瞑った。
すると―――――。