Love Trip in Italy (番外編)


スーハーと深呼吸しているのが分かる。


そして―――――、


俺の唇に触れるだけのキスをした。


俺は人形のようにじっとしていると…。


「かっ、要?」


「ん?」


「要も私がしてるみたいに応えてよ////////////」


「…………あぁ」


再び重なる口づけ。


今度は俺も杏花のキスを味わう。


まぁ、杏花にしたらこれが限界か…。


そんなことを考えながら…


杏花が差し出す舌先に俺も舌を絡めて応える。


キスに夢中になっていると、気付けば杏花の頭を支えていた。


杏花のトロンとした表情で俺のギアが上がる。


「フッ。杏花、今日のところはこの位で勘弁してやる。次、約束破ったら…いいな?」


「っ!!//////////」


杏花の顔が真っ赤になるのを見つめながら、


俺は杏花を強く抱きしめ…。


俺らの体勢は逆転し、俺は杏花に覆いかぶさるように…。


杏花の見つめる瞳に吸い込まれ…


自然と唇が重なり…熱いキスをした。


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