なんでも屋 神…最終幕
いつものように、私に危険を近付けまいと、神君は詳しくを語ってはくれない。



でも良いんだ。前のように、存在そのものを遠ざけられるよりは、ずっと良い。



何もかも冷めた目で見ていた、神君と出逢う前の、世の中を斜めだと思って見ていた私。



…でも、違ったんだよね。



私が世の中を斜めに見て、何もかも知っているなんて冷めてただけだった。



今よりずっと子供だったくせに、無理に大人ぶっていたあの頃。



冷めた目に入ってくるものは全て冷たくて、いつの間にか、私は心まで凍りかけていた…。
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