なんでも屋 神…最終幕
朝から昼、昼から夜、厚い雲を僅かに透き通す光量の違いだけを見つめ、足早に一日が過ぎていった。



その間、数回部屋を訪れた一葉とお袋に、昨日のイトさんが倒れてからの経緯を聞かされた。



イトさんが倒れたのは、一葉と一緒に夕飯の支度をしている時。



背後で大きな物音に気付き、一葉が振り返った時には倒れていたらしい。



声をかけても反応を示さないイトさんを見て、一葉は急いで119へと電話を掛けた。



その次に俺に電話を掛け、救急車が到着した時に丁度帰ってきたお袋と一緒に[安田病院]へ。



救急隊の話しでは、病院へ着く寸前から心臓は停止していたらしい…。
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