なんでも屋 神…最終幕
強大なバックボーンを失った[神堂組]は、警察から目を付けられて暫く身動きが出来なくなった。



と言っても、それは表向きの話しで、頭を押さえつけられても手足をバタ付かせるのがヤクザと言う生き物。



黒沢一樹は押さえつけられたふりをしながらも、裏では子飼い達を自在に操り、チャイニーズタウンも手中に収めた。



[黒龍]の日本支部を任されている三龍と、本部をこの街に置く[神堂組]とでは、圧倒的に層の厚さが違う。



尤も、それを可能にしたのは他でもなく、黒沢一樹の手腕によるもの…。



黒沢一樹はまた一歩、神堂龍造に近付いたのだった。



数日後の未来がそうなるなど、露程も考えていなかった俺は、闇に溶けるヘッドライトとネオンを見つめながら、家路を急いでいた…。
< 432 / 447 >

この作品をシェア

pagetop