子供+大人=恋?の方程式(応用編)
さすがに昨日のは悪かったと、俺だって反省して謝ってやったのに。
その時は、茅乃だって怒ってはいたが、『仕方ないな~』という感じで。
それでこの話は終わりだと思ってたのに―――…
「―――だって…」
「ん?」
ボソッと聞こえてきた声に、聞き返す。
「だって、ママにこれが見つかって…」
「真鶴さん?」
コクリと頷く茅乃を見て、なんとなく想像できてしまった。
あの真鶴さんのことだ。
うれしそうに茅乃のことをからかったんだろう。
いや、からかうというのは間違ってるか?
もしかしたら、真鶴さんのことだから真剣に大喜びしてたのかもしれない。
なんせ、あの人は俺と茅乃をすぐにでも結婚させたいと目論んでいるうちの一人だからな。
たぶん―――…
「俺と一線を越えたとか言われたのか?」
顔を真っ赤にして、コクリと頷く茅乃。
それで、あまりの恥ずかしさに茅乃は諸悪の根源である俺にこの悪態メールを送ってきたというわけか………。
ふ~ん…。
ぺたりと座り込んでいる茅乃を見ながら、俺の中に一つの悪い考えが思い浮かぶ。