世界に1羽だけの鳥
おじさんは

全てを知り、

泣き続けた。


自分が
愛されていたと気づき、

嬉しかったが
悲しかった。

それに気づけなかった
自分を責め続けた。





後に気づいた事だが


おじさんの子どもが

亡くなった日は

8月9日。


彼女の誕生日と

同じ日だった。


生まれ変わりかは
分からない。


ただ、

どちらも
おじさんの子ども
であったのは
違いない。




彼女は


お金なんて要らなかった。

名誉なんて要らなかった。




最高の家族と、

最高の2分間が

彼女に必要なものだった。








彼女の名前は
“インコちゃん”


短いとは言え、
最高の時間を過ごせた


一羽の鳥である。
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