俺様社長の溺愛
ホテルに帰り、

ソファーに座って、

ため息をついた。


・・・

まだ、すみれを抱きしめた感触も、

すみれの香水の香りも、

スーツに付いたまま・・・


スーツを抱きしめた。



この腕の中に、

彼女を取り戻したい。



それは、

オレのわがままでしかないのか。

自問自答の日々が、

結婚式間近まで続いた。
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