俺様社長の溺愛
「わかった。わかりましたから、

そんなに引っ張らないでください。

着なれていないので、歩きにくい」



私の言葉に、歩調を緩めた。


「観念したんだな?

じゃあ、ゆっくり行くとしよう」


微笑んだ春也は、

もう一度、私の腕をちゃんと確認すると、

ゆっくり歩きだした。


・・・


教会のドアが開き、

中がよく見えた。

・・・・

たくさんの人。

あ~・・・

やっぱり、帰りたい。

< 172 / 287 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop