俺様社長の溺愛
ドアを閉めたと同時に、


「すみれ」

修二さんの声が聞こえた。


私は修二さんに、抱きついた。

「すみれ?」

「お父様は、元気そうです。

昔の誤解も、きっと、もう、

なくなりますよ」


修二さんから、離れた。


「部外者は帰ります」


「雅也を連れてきてくれて、

ありがとう」


私は微笑んで、

病院を出た。
< 217 / 287 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop