誠の紅桜に止まる蝶~土方目線~
そして二人で夕飯に向かう。

「あ、今二人のこと呼びに行こうと思ってたのよ?」

今日の当番の沙織が今の扉に立っていた。

「ごめんね?さ、いこ!!」

そう言って俺らは席に着く。

「さあ、みんな食べようか!!」

近藤さんの声で食べ始める。

俺はおひたしに口をつける。

「うわっ甘っ!!!!」

あまりの甘さに声を上げる。

沙「え、あ、甘い!?」

沙織が驚いて自分のおひたしに口をつける。

沙「え、私は甘くないけど・・・」

一「うむ。俺のおひたしもいい塩加減だ。」

原「土方さんのだけ甘いんじゃねえのか?」

土「そんなことあるわけねえだろ。」

俺の味覚がいかれちまったのか?

そんなことを思いながらまた一口食べるがやはり甘い。

一「副長。もしかして疲れているのかもしれません。」

土「そうなのか?」

一「はい。そんな時は石田散薬を飲んでください!!」

その一言に総司が噴き出す。

沖「一君本当に石田散薬好きだよね。」

一「うむ。あれほど優れた用薬を俺は知らないからな。」

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