ハスキーボイスで酔わせて

…さっきまでの眩しい夕陽はいずこへ。


外はあっという間に暗闇に包まれ、空には三日月と星が浮かんでいる。




あのあとソファーでそしてベッドで思いの丈を散々吐き出された私は、
春樹さんの大きな身体に包まれながら温かい体温に浸っていた。



「…ったく、アホかお前は」



言葉より先に出たのは深いため息だった。


「たしかに女性スタッフと飯食いに行ったりするけど、スタッフはスタッフ以上の関係なんてねーだろうが」

「そうです、けど…」


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