ハスキーボイスで酔わせて


そりゃたしかに春樹さんとは結婚したいけど…////



「ってのはウソだけど、それぐらい彩の親とは真面目に向き合いてぇんだ。これから長い付き合いだしよ」




私の頭を自分の肩に引き寄せて、フッと笑う春樹さん。



長い付き合い…////

それってずっと一緒って事だよね////





何気無い春樹さんの言葉が、心をさらに熱くさせた。





「愛してるぜ、彩」



ちゅと額に軽くキスしてくれるその唇は、

絶対に嘘をつかない永遠の愛を意味していた。


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