ハスキーボイスで酔わせて


「急に呼び出しちまって…わりぃな」

「いえ…///」


車内に流れるぎこちない空気。

どこか春樹さんもよそよそしく見える。


「勉強どうだ?はかどってる?」


その言葉に私は俯き、足の上に置いた手を力強くぎゅっと握った。


「実は全然ダメ…へへへ」

「え?」



こんなこと言ったら春樹さんに愛想つかれるかもしれない。

だけど何してても春樹さんの事しか考えられなくて…。


「せっかく春樹さんか気を使ってくれたのに、私…っ!」


< 76 / 316 >

この作品をシェア

pagetop