ハスキーボイスで酔わせて
「急に呼び出しちまって…わりぃな」
「いえ…///」
車内に流れるぎこちない空気。
どこか春樹さんもよそよそしく見える。
「勉強どうだ?はかどってる?」
その言葉に私は俯き、足の上に置いた手を力強くぎゅっと握った。
「実は全然ダメ…へへへ」
「え?」
こんなこと言ったら春樹さんに愛想つかれるかもしれない。
だけど何してても春樹さんの事しか考えられなくて…。
「せっかく春樹さんか気を使ってくれたのに、私…っ!」