私と彼の不器用な恋愛~続編 完結!(加筆修正中)
大抵、留守だと解っていてもインターホンを鳴らす

親しき仲にも礼儀あり

私なりのマナーだ

応答がないのでいつものように合鍵を使って部屋に入る

そしてキッチンにおかずの入ったタッパーを置きすぐに部屋を出ようとしたら

いきなりお風呂場からバスタオル一枚巻いただけの順が出てきた

「き、き、きゃぁ~っ!」

「お前、何?女みたいな声だして」

「女みたいって、女だろーが。ってゆーか何か着ろー」

「いいじゃん自分ちなんだし。おっこれうまいんだよな、おばさんのメシ最高♪冴英も食ってく?」

「じ、自分ちで食べるから」

って一目散に逃げてきた
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