☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
かっちゃんは機会を見つけては、わたしに話しかけようとした。

 
おそらく、利栄子とのキスは誤解なのだと、言おうとしていたのだと思う。


でもわたしはかっちゃんの話を聞こうとはしなかった。



今のわたしの心は、かっちゃんの言葉を受け入れられる状態ではなかった。


わたしの心は刃で刺されたように、深く傷つき、血を流している。


学校に無理やり連れてこられ、教室でクラスメイトの視線を浴びるたびに、その傷は深くなっていく。



学校に行きたくない。


毎日が辛い・・・。


苦しい・・・。


あんなところに行くくらいなら、死んだほうがまし・・・。


もう死んでしまいたい・・・。


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