☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆１４歳の妊娠・・・ ～セックスを軽く考えないで～

でもどんなにいじめられても、わたしはいじめられてる子をかばったことを後悔しなかった。わたしは正しいことをしたって、分かっていたから。

断じて、いじめに屈するまいと思った。屈したらおしまいだと思った。でもいじめはどんどんひどくなる一方で、さすがにわたしもまいってしまった。


それでとうとう最悪なことがおきそうになったんだ。いじめのドンみたいな女がいたんだけど、そいつが自分の兄貴とその仲間に頼んで、わたしを襲わせようとした。」


「襲わせようとしたって・・・？」


わたしはおずおずとたずねた。


「わたしをレイプするように、そいつらに頼んだってこと。わたしをめちゃめちゃに傷つけて、汚してしまえって。

まぁ、幸い未遂に終わったけどね。

偶然、その日はお兄ちゃんがおいしいレストランで、晩ごはんをおごってくれるって言ってたから、学校から出たあと、レストランの前でお兄ちゃんと待ち合わせすることになってたんだ。


わたしは学校を出てから、あとをつけられてることに全然気づかなかった。

それでレストランのそばに来たとき、突然二人の男から腕をつかまれて、口をふさがれて、一瞬の間に暗い路地に連れ込まれた。


でもちょうど、レストランのそばにやってきていたお兄ちゃんがその現場を目撃して、駆けつけてきてくれて、そいつらを殴って、すぐに助けてくれたってわけ。

お兄ちゃんには、超感謝してるよ。いじめのドンの兄貴野郎とその仲間なんかに、わたしの処女を奪われるなんて、まっぴらごめんだったもん。


お兄ちゃんがそのことを親に報告したから、それでパパが学校といじめのドンの親の家に殴りこみに行って、ママは危険だから学校には行くなって言い出した。

学校が危険な場所なんて、まったく物騒な世の中になったもんだよね。


それ以来わたしは中学には行かずに、かわりに国に認可されていないフリースクールに行くことにした。

そこは、いじめられてた子がたくさん来てたから、おたがい気心が知れてたっていうか、居心地はけっこうよかったよ。

こうしてようやく、わたしに平安が訪れたってわけ。」