☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
クレーンが開いて、ピカチュウを取り上げようとしたものの、残念ながらピカチュウはするりと滑り落ちてしまった。


「あーっ、ピカチュウがぁ!」


「おしい・・・!」


わたしたちは、ため息をついた。




そのとき、ふいに後ろから、誰かがわたしたちに話しかけてきた。


「ねぇ、そこの姉ちゃんたち、おれたちがかわりに取ってあげようか?」



後ろを振り向くと、そこにいたのは二人組みの若い男たちだった。


二人とも髪を赤っぽい茶色に染めていて、耳にはたくさんのピアスが光っている。


男の一人は、梓の長い足をちらちら見ている。


もう一人の男は何だか横目で、わたしの胸元のあたりを見ているみたいだ。




「いえ、結構よ。」


梓は腕を組んで、男たちに言い放った。


「わたしたち、二人で楽しんでるの。男は不要。他のかわい子ちゃんでも見つけたら。」


「そんなつれないこと言うなよ。一緒に遊ぼうぜ。」


男の一人が言った。


例の梓の足を見ていたほうの男だ。



「悪いけど、わたしたち、あんたらには興味ないから。」


平然と言い放つ梓。それに対して、


「一緒に遊んだほうが、絶対楽しいって。」


もう一人の男も言った。



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