☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
一学期は過ぎていき、夏休みになった。


夏休みも勉強中心の生活で、あまり遊ぶ時間はなかったが、息抜きに梓の家に遊びに行った。


勉強ばかりしていては、頭が疲れきってしまう。


ときには他のことをして、リフレッシュすることも大切だ。



今年も剛と二人きりで、海に行った。


そのときだけは、勉強のことは頭から追い出して、二人で遊ぶことだけに熱中した。


そして夕暮れ時には、二人で砂浜に座って、夕日を眺めた。




剛のバイクに乗って、海から家まで戻ってきたとき、お父さんがたまたま外にいて、剛と出くわしてしまった。


お父さんがどんな顔をするのか、内心はらはらしたけれど、剛が礼儀正しく挨拶したので、お父さんは不機嫌そうな顔はしなかった。


お父さんは剛にほんの一言挨拶を返しただけで、すぐに家の中に引っ込んでしまった。


でも娘の彼氏に対して、お父さんが特に何も言わなかったということは、わたしたちが付き合うことを、親として認めてくれたということのようだった。




海から戻ったあとは、再び勉強の日々だった。


運動不足解消のため、勉強の合間に散歩に出かけ、ふと一軒の家の庭先に植えられたひまわりの花を見たとき、かっちゃんのことをちらりと思い出した。


そしてかっちゃんと共に過ごした三年前の夏休みのことを。


でもかっちゃんは、もはやわたしにとって過去の人。


かっちゃんのことは、すぐに胸の奥深くに仕舞いこみ、わたしは家に戻ると、再び勉強に没頭した。



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