☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
でもかっちゃんとの思い出の次に、わたしの心の奥に浮かんできたのは、剛の顔。


赤いチューリップの花束、


そして紫のチューリップの花束。


紫のチューリップの花束をくれたとき、ずっと一緒にいたいからと、剛は言ってくれた――。


わたしの夢を聞いたとき、その夢は必ずかなうと、剛は言ってくれた――。



わたしはかっちゃんに、うんとうなずくことはできない。


これから先もずっと・・・。


わたしには剛がいる・・・。


美幸のために涙を流してくれた人が・・・。


わたしをずっと支えつづけてくれた人が・・・。


わたしは剛を裏切ることはできない・・・。


わたしは剛を一人ぼっちにはできない・・・。


わたしは、剛を愛している・・・。



わたしはかっちゃんから目をそらすと、静かに首を振った。



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