☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
「じゃあ、わたし、そろそろ家に帰るね。今日は美幸の命日だから、お花とかお菓子を買わないといけないし。」


わたしはそう言って、剛のひざの上から立ち上がり、小説を書きつづったノートをバッグの中にしまいこんだ。


「じゃあ、剛、またね。」


わたしは玄関で靴をはき、剛に手を振った。


「うん、またね。未来のおれの花嫁さん。」


剛はにっこりして手を振った。




わたしは自転車に乗って、駅前の花屋に向かった。


わたしは美幸のために、色とりどりのきれいな花をたくさん買った。


そのあとお菓子屋さんに寄って、クッキーやチョコレートをたくさん買った。



家に帰ると、わたしは花を花瓶に活けて、窓辺に飾った。


それから、かっちゃんからもらったお皿の上にお菓子を並べ、ジュースを注いだグラスを置いた。


かっちゃんも今日、同じ空のもとで、美幸のためにお祈りすることだろう。



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