☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
「おれに最初に読ませてくれる?」


剛は言った。


「だーめ。」


わたしは首を振った。


「最初に読むのは、美幸だよ。剛は二番目。」


「ああ、そうだな。」


剛はうなずいた。


「じゃあ、おれは美幸ちゃんの次。」


「うーん・・・、やっぱり、剛に読ませるの、やめようかな・・・。」


「えーっ、おれ、絶対読みたいよ。おれも登場するんだろ?」


「うん・・・。だから読ませるのが、恥ずかしいんだよっ。」


「読ませてくれないと、こうするぞー。」


剛はわたしをひざの上に乗せると、脇腹をこちょこちょとくすぐりはじめた。



「はい、はい、分かったから!」


わたしは笑いころげながら剛に言った。


「じゃあ、剛は二番目に読んでね!」


「うん、ありがとう!」


剛はくすぐるのをやめて、ぎゅっとわたしを抱きしめた。


剛といると、いつも安心できる。


一緒にいると、楽しくなる。



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