☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
「わたしの家にちょっと寄ってくれる?」


わたしは利栄子にたずねた。


「話を聞いてもらってもいいかな・・・?」


「うん、もちろん!」


利栄子はうなずいた。




家に着くと、わたしは利栄子を部屋に連れて行った。


二人で絨毯の上にクッションを並べて座ると、わたしは利栄子にこう言った。


「あのね・・・、他の子には言わないって、約束してほしいんだけど・・・。」


「うん、約束するよ。」


利栄子は言った。


「実はね・・・、」


わたしは心を落ち着かせるために、呼吸をととのえた。


「わたし、夏休みに妊娠しちゃったの・・・。」


「に、妊娠!?」


利栄子は目を丸くした。


「相手は・・・克之くんってこと・・・?」


「うん。」


わたしはうなずいた。


「それでね・・・、ほんとは産みたかったんだけど、みんなから反対されて・・・。

 悲しかったけど、産むのは無理だって諦めて・・・、それで赤ちゃんを中絶したの・・・。」


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