CLORVER❦星幻想曲❦

「やぁ、危ないところだったね…もう体は動くだろ?」

男に言われて蛍はフッと体が軽くなった事に気づいた

「立てるか?」と聞かれ蛍は頷いて男の手を取って立ち上がった

「ずいぶん遅かったじゃない?ぎりぎりも良いとこだよ」

と、ローブの男を見ながら青白い男は呆れにも近いため息をついた

「すまない何せ日本から飛んで来たんだ、これでも急いだ方なんだがね」

「急いだ方ねぇ」

と青白い男は苦笑いした





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