CLORVER❦星幻想曲❦
「才崎蛍、君は俺の後ろにいなよ?」とローブの男は幽霊達の前に立った
「さて、君たちは随分とハデに違反を犯してくれたじゃないか?何処の誰の許可を得て式を挙げていたんだ?」
幽霊達はただただ体を震わすだけで誰1人として口を開こうとしない
「死んだらそれで終わりだと教えたはずだが説明が足りなかったようだな?無断で下界の教会を使い無断で式を挙げる。そして挙げ句の果てに無断で生き返ろうと人間の才崎蛍の時計を止めここへおびき出した」
ローブの男は大きな鋭く光る鎌を出した
その瞬間、蛍と青白い男はバリアのような球体の形の物に包まれていた
「この球体から出たら君は死んじゃうよ?もちろんこの僕でさえね」