純愛ストーカー
「今は甘えるより、メイコに甘えてほしい気分なんだけど」
お酒が入ってるから甘々モードになってる。今日は正直そんな気分じゃないけど断りにくいし
キスをして、胸元に頬擦り。しばらく抱きついていると、胸の鼓動と心地いい体温に包まれて瞼が重くなる。
「メイコ?」
眠い……ダメだ。もう限界。斗真には悪いけどそのまま意識を手放した。
翌朝、寝てしまったことを謝ったけど斗真は気を悪くした様子もなく。二人でケーキを食べて週末を過ごした。
だけどその翌週から
斗真に異変を感じ始めた。