元恋人の甘い痛み【完】
一階にあるオートロック式のインターホンに部屋番号を入力して鳴らしてみるけど…返事が返って来ない。
まさか…寝てる?
どうしようかと頭を悩ませていれば出勤時間とあってかちょうどタイミング良く、中から人が出て来た為、便乗して自動ドアを潜り抜け中へと入る。
エレベーターに乗り込み、最上階へと向かう。三十階とか…夜景は綺麗かもしれないけれど上がるのが一々面倒臭そう。
私なら幹部になれたとしても住む所にお金を掛けたりはしない。もっと他の事に使うわ。