元恋人の甘い痛み【完】


ノックをして直ぐ、ドアが開かれ目の前に居る男を見て再び現実へと引き戻される。


いつもの見知った男ではない。昨日顔を合わせたばかりの、大株主とセックスする為に此処へ来た。


「来ると思ってた」

「来る様に仕向けたのは貴方でしょ」

「はは、ごもっともだ」


開かれたドアを横切り中へと入ると、ソファーへ鞄を置く。入って直ぐの部屋にはソファーにテーブル、テレビがあり少しモダンな内装になっている。


寝室が見当たらない事を思うと、別室にあるのね。


< 193 / 709 >

この作品をシェア

pagetop