元恋人の甘い痛み【完】


「はい、えぇ今から大丈夫。分かったわ。気を付けて来てね」



一通り話し終えると、スマホを切り、ソファーへと寝転び天井を見上げる。


さっき会っていた人は食事に行くだけの男でそれ以上の関係はない。


これから会う人は食事はたまにしか行かず、ベッドの上で過ごす事が多く、今からまさに行為を行う所でいて。


男性が来るのを一人静かに待ちながら天井を見上げると、無意識の内に自然と溜め息が溢れた。


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